輪島塗通販

うるし塗り工房:日本の伝統工芸品 漆塗り

椀類、カップ、茶道具、重箱、文具まで業界最大級の品ぞろえです。 海外発送可能店舗
漆(うるし)が数十回重ね塗りされて表現される漆の奥深い色合い

確かな技術と自由な発想 新しいライフスタイルをご提案します

<< うるし塗り工房では、皆様の食卓に伝統工芸をお届けするお手伝いをしています >>

  1. うるし塗り工房
うるし塗り一覧

うるし塗りの一覧

輪島塗(わじまぬり:石川県輪島市)

輪島塗は、石川県輪島市で生産される日本の漆器を輪島塗と 生漆と米糊を用いて、厚手の生地に布を着せ、焼成珪藻土を混ぜた下地を何層にも重ねるという手間暇と時間をかけて得られるその丈夫さが輪島塗の命です。

会津塗(あいづぬり)

会津漆器とは、福島県会津地方に伝わる、日本の伝統工芸にしてされた漆器です。 歴史的には津軽塗や輪島塗より早く左官となったその技法は、木地(素地)、塗、加飾(蒔絵や沈金など)の工程をそれぞれ専門の職人が分業するという特徴を持っています。

紀州漆器(きしゅうしっき)

紀州漆器とは、全国三大産地の一つとも呼ばれる和歌山県海南市の北西部「黒江地区」を中心に伝わる伝統工芸品の一つで、経済産業大臣指定伝統的工芸品を受賞しています。 日常生活で気軽に用いられる漆器として幅広く利用され、シンプルでありながらその力強さが特徴です。昭和に入り、天道塗、錦光塗、シルク塗などの変り塗が考案されたことにより、全国的に著名な漆器の一つとして一段と飛躍しています。

山中漆器(やまなかしっき)

山中漆器とは、石川県加賀市の山中温泉地区(旧:江沼郡山中町)で生産される漆器を言います。 始まりは安土桃山時代の天正年間(1573〜1592)と言われ、天然木をそのまま使い加工し、漆を塗って仕上げる山中塗は、個性的な木目を生かした飛躍しています。

津軽塗 (つがるぬり)

津軽塗とは、青森県弘前市を中心に生産される漆器を言います。また、青森県唯一の経済産業大臣指定伝統工芸品であることからも、青森を代表する名品であることが分かります。堅牢で実用性に富んでいると同時に、非常に優美な外見は、幾重にも塗り重ねられた漆を削りだして模様を表現する研ぎ出し変わり塗り」があって初めて生み出されます。

川連漆器 (かわつらしっき)

川連漆器とは、旧稲川町(現湯沢市)で生産される漆器を言い、約800年前に稲庭城主だった小野寺重道の弟、道矩が豊富な木材と漆を利用し、家臣に内職として武具に漆を塗ったことが始まりといわれています。堅牢であり、手ごろな価格を求め製造され続けた川連漆器は、昭和51年には、国の伝統的工芸品に指定されています。

秀衡塗 (ひでひらぬり)

秀衡塗とは、平安時代末期に奥州藤原氏第3代当主・藤原秀衡が京より職人を招来し、漆を用いた器を生産したのが始まりといわれています。秀衡塗という名称は明治以降につけられ、それまでは南部塗と呼ばれていた歴史があります。奥州市衣川区(旧衣川村)で生産されていたものの、ダムの建設により場所を変えながらも、呼本堅地(ほんかたじ)と呼ばれる丈夫な下地を用った変わらぬ技法を守りぬいている漆器です。

浄法寺塗 (じょうぼうじぬり)

浄法寺塗とは、岩手県北部を支配していた浄法寺一族が由来となっていて、地名にもなりました。日常使用の汁椀、飯椀、片口のほか加飾の入ったものもあります。その殆どが、無地の本朱・黒・溜色による光沢を抑えた単色の仕上げとなっており、良質の原材料を使った飽きのこない質感が特徴です。現在では、国内最大規模の漆器の産地となっています。

正法寺塗 (しょうほうじぬり)

正法寺塗とは、岩手県の3大漆器(秀衡塗り、浄法寺塗り、正法寺塗り)の一つ。菱紋や雲紋に、金箔をはり、草花木や鶴などが描かれることが多いのが特徴です。

鎌倉彫 (かまくらぼり)

鎌倉彫とは、鎌倉時代に中国の宋の技法の影響を受け、仏具を生産したのが始まりと呼ばれる、神奈川県鎌倉市特産の彫刻漆器です。木地に模様を薄肉彫刻した素地に直接黒漆を塗り、その上に朱、青、黄など色漆を塗り重ねて磨き仕上げるのが特徴です。

芝山漆器 (しばやましっき)

芝山漆器とは、1775年芝山村で大野木専蔵が芝山象嵌を始めたのが始まりといわれており、今では横浜の代表的な漆器となっている。漆器の素地に貝や牙骨などを用いることにより、豊かな色調を表現するのが芝山漆器の特徴です。

春慶塗 (しゅんけいぬり)

春慶塗とは、岐阜県高山市などで生産される漆器を言います。春慶塗と名のつく漆器は、岐阜県高山市の飛騨春慶(通商産業省の伝統的工芸品に指定)、秋田県能代市の能代春慶、茨城県東茨城郡城里町(旧桂村)の粟野春慶等があり、これら3地区が3大春慶塗と呼ばれます。他の漆器とは異なり、気の木目そのものを生かし、明るめな漆器に仕上がるのが特注です。

高岡漆器 (たかおかしっき)

高岡漆器とは、富山県高岡市で生産されている漆器を言います。江戸時代の初めに、加賀藩の藩主前田利長が、現在の富山県高岡市に高岡城を築いたとき、武具や箪笥、膳等日常生活品を作らせたのが始まりと言われています。後に堆朱(ついしゅ)、堆黒(ついこく)、錆絵(さびえ)や螺鈿(らでん)などの技法が加わり、高級品から普段使いの日用品として親しまれ続けています。

越前漆器 (えちぜんしっき)

越前漆器とは、古墳時代の末期にあたる6世紀、第26代継体天皇がまだ皇子のころ、川に落としてこわれしまった冠の修理を片山集落(現在の福井県鯖江市片山町)の塗師に命じ、その出来上がりに皇子が喜ばれたことが始まりといわれ、約1500年の長い歴史を持つ伝統漆器です。堅牢な下地作りに塗り重ねた艶と、優雅な作りが特徴で、しっとりと手に馴染む心地良さが使いこむとともに深みを増します。

若狭塗 (わかさぬり)

若狭塗とは、約400年前の慶長年間に始まり、若狭の海底の美しさを苦心した後に表現することに成功した菊塵塗(きくじんぬり) が特徴的です。何重にも塗り重ねられた漆を研ぎ、模様を表現する「研ぎ出し技法」が、丈夫で熱にも強い漆器を作り上げています。

八雲塗 (やくもぬり)

八雲塗とは、島根県松江市で生産される漆器を言います。明治初頭、松江藩お抱えの駕籠(かご)塗職人の家に生まれた坂田平一によって考案された技法で、下地の工程の後、中塗りの工程をおこなわず、色漆、青貝・金銀粉、乾漆などで文様を描き、その上から透漆をかけて仕上げます。これにより、時間経過とともに漆が透明になり、描かれていた文様が浮かび上がってくるのが特徴です。

香川漆器 (かがわしっき)

香川漆器とは、讃岐漆器や高松漆器と呼ばれることもある、香川県で生産される漆器を言います。江戸時代後期に、玉楮象谷が、「蒟醤(きんま)」、「存清(ぞんせい)」などの中国やタイから伝来した技法を日本古来の方法に取り込んだことから始まっています。現在では、伝統的工芸品に指定されています。

久留米籃胎漆器 (くるめらんたいしっき)

久留米籃胎漆器とは、福岡県の筑後地方の特産品で全国でも珍しく、竹を素材にした漆器です。福岡県知事指定特産民工芸品に指定され、また「竹をはらむ」という意味の籃胎という文字を用い、久留米籃胎漆器と呼ばれています。何層にも塗り重ねられた漆を研ぎだす技法は、「研ぎ出し技法」に近く、一つとして同じ漆器はなく、長い年月を経て味わいが増す逸品です。

琉球漆器 (りゅうきゅうしっき)

琉球漆器とは、14世紀に中国との国交発達に伴い発達した漆器といわれています。琉球漆器は主に朱色の漆や黒い漆を用いた花塗(はなぬり)で作られ、「堆錦(ついきん)」や「沈金」、「箔絵」、「螺鈿(らでん)」等の技法が用いられて、特に朱色の鮮やかさは他の漆器には類を見ません。





輪島塗碗
輪島塗器
輪島塗文具
輪島塗文具